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パース制作とは?その概要と建築での意義・料金の目安などを紹介

 

 

建築で行われる作業の一つにパース制作があります。

しかし、関係者以外でパース制作といわれてもすぐに理解できない方も少なくありません。

今回、そんなパース制作とはどんなものか、建築ではどのように利用されるのか、

そして料金の目安はどんなものかを中心にお話しします。

この記事を読めばきっとパース制作とはどんなものか理解できるのではないでしょうか。

それでは紹介していきましょう。

 

■パース制作とは

パース制作とは一言で言えば、建築の完成図を制作するようなものです。

やや踏み込んだ言い方をすれば立体的に表現する図法のことを指し、透視図(Perspective Drawing)の略称です。

立体的でリアルな図が特徴であり、

一般的な人の認識からすれば完成予想図で用いられている絵とイメージすれば分かりやすいのではないでしょうか。

このパース制作には2つの手法があります。

その手法とは手による手書きパース、グラフィックソフトを使用したCGパースです。

手書きパースは従来のパース制作のことで、

アイレベル(見ている人の目の位置もしくはカメラの位置)を意識した手書きの絵画調のものです。

グラフィックソフトなどが普及する以前は主流でしたが、

現在はほとんどパース制作として使われることがなくなりました。

しかし、その風合いから現在もパース制作を行う際に

手書き風のグラフィックソフトを使って製作されることがあります。

CGパースは、文字通りコンピューターグラフィックによるパース制作です。

この手法は、とてもリアルなパースが制作できると言うメリットや描き直しが比較的容易なことから、

現在の主流となっています。

パース制作といえば、基本はこのCGによるものが納品されるでしょう。

このようにソフトや手書き、見ている人視線の建物などの図を制作することをパース制作といいます。

 

■パース制作の建築上の意義

パース制作の建築上の意義は、

建築に携わる人の完成時のイメージを醸成することやクライアントに対しての

完成予想図という形でのプレゼンテーションで用いられます。

建築関係者の場合、設計図を見れば全体的なイメージを掴めるくらいの能力が備わっているのが基本です。

しかし、より具体的な完成のイメージを持たせるために完成予想図を使うこともあります。

ただし、これはクライアント向けの二次的な利用であり、

基本は建築に詳しくないクライアントに完成した際の予想図として提供するために

パース制作が行われることがほとんどです。

 

■パース制作の料金

パース制作の料金は、その建物や構造物によって異なりますが、目安として2万円から10万円以上です。

簡単なもの、例えばありふれた建物のパースを少し手直しした程度のパース制作であれば

2万円程度の料金で可能になります。

一方、一点ものの特殊な建築物、

例えばオリジナルの設計のビルやコンベンションセンターのような特殊な建物の場合、

一から制作することや、その複雑な形状から制作に手間がかかり、

10万円以上の料金が発生することも珍しくありません。

 

まとめ

パース制作とは建築の見取り図のようなもので、建物などの建築物を立体的に表現する図法を言います。

このパースは立体的な建築の図あるいは絵画というイメージで理解することで一般の方が分かり安いといえます。

手書きやグラフィックソフトを使ったCGパースなどがあり、現在は後者が主流です。

建築の際の意義としては完成予想図やイメージ図として、

建築関係者以外のプレゼンなどの資料として大きな効果が期待できます。

そんなパース制作の料金はそのクオリティによって大きく異なり、簡単なものであれば2万円程度、

特殊な建築物等の詳細なものであれば10万円を超えるケースもあります。