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知っておくと便利な建築パース着彩のコツや使用したい筆記具


 
建築関係の方であれば、一度は行うのが建築パースです。
しかし、苦戦する方も多く、センスが問われることも少なくありません。
そこで今回、建築パースをキレイに描くコツや着彩のポイント、テクニック、
そして使用したいおすすめ筆記具について解説します。
この記事を読めばきっと建築パースやその着彩について分かるでしょう。
 

・建築パースの着彩とは?

建築パースとは、住宅、橋梁、施設などの建物の外観や内部を立体的に表現した図です。
これには一定の図法を用いていることが特徴で、単に建物のスケッチやデザイン図をいうのはありません。
建築物の設計図や間取り図といった情報をより視覚的に、わかりやすくすることで、
一般の方でも住宅のイメージができる点が特徴です。
主にデザインの検討、プレゼンテーション、そして販促などに用いられ、建築関係でも重要なテクニックといえます。
 

そんな建築パースに色付けを行い、よりイメージしやすくするテクニックが着彩です。
リアルな色合いやシンプルでもイメージしやすい色合いなど、技法は様々ですが、
建築パースの目的を逸脱しないようにすることが求められます。
 

このように芸術的なコンテンツではなく、実用的でありながら美しい、
かといってイラストのようにならない図が建築パースです。
さらに、それを彩る役割として重要なのが着債と呼ばれる作業になります。
 

・手描きでもキレイに書ける建築パースの着彩のコツやテクニック

建築パースは、高い再現性と美しい図に仕上げる必要があることから、専門のスタッフや専門家が存在します。
そのくらい技術が必要な建築パースですが、やむなく専門家でない自分が、
しかも手描きで手掛ける場合、抵抗を感じることも少なくありません。
しかし、着彩のコツやテクニックを押さえておくことで、そのクオリティは、高くなります。
 

そのポイントは3つ、着彩のカラーに濃淡をはっきりつける、影を濃く、広い面と狭い面の塗分けです。
 

単純な色で塗っていくと線画でうまくいった建築パースが一気に塗り絵のようになってしまいます。
そのため、着彩の濃淡ははっきりさせましょう。
例えば、濃い部分をとにかく濃く塗っていくことやフローリングのように色が薄い部分は、
透明感のあるような薄さにすることです。
こういったメリハリが、より建物のイメージをしやすい着彩に仕上がります。
 

影は濃くするのもポイントです。
ただ、影だからといって真っ黒に塗るのではなく、重ね塗りや暗色を使って表現します。
この影の部分をしっかり濃くすることで、全体が明るい印象のパースになります。
 

広い面と狭い面の塗分けをするのもポイントです。
建築パースは室内も含まれますが、例えば同じ壁であっても広い面と狭い面が存在します。
ここで、広い面は薄く塗っていき、狭い面は濃く塗るとメリハリのある建築パースになります。
同じ壁でも面によって印象が異なるので、広さにも注目して着彩しましょう。
 

・手書きで使用したい建築パースのおすすめ筆記具

建築パースを手書きで行う場合、用意したい筆記具もあります。
それは、マーカー、線画用ペンです。
マーカーは、青と茶を多めに用意し、グレーは5本以上あると便利です。
カラーマーカーは建築用のものも用意されているので、そのセットを買うのも良いかもしれません。
また、余裕があればグレーだけで着彩できるように練習すると、着彩のテクニックが一気に上がります。
 

線画用ペンも用意しましょう。
0.1㎜を遠景、0.3㎜を草木などの近景、0.5㎜を建物の輪郭、
そして0.7㎜を断面線に利用すると、着彩のしやすい建築パースが描けます。
 

まとめ

建築パースの着彩は、とにかく技術がいると思いがちです。
確かに技術を求められるものではあります。
しかし、今回紹介したコツを生かして手描きの建築パースを書くと、その印象は一気によくなるでしょう。
また、もし手元に紹介した筆記具がない場合は、それらをまず調達するようにするのもおすすめです。